こんにちは♪
業務部 五十里です。
やっと春めいた気候になってきましたが、皆様花粉症などは大丈夫でしょうか？
今年は特にひどい症状で、私は毎日が苦しい日々です。。。。苦
さて、本日のお話は海外で展示会を行うあるアーティストさんから、特殊なオブジェを輸送するケースを設計してほしいという依頼があったお話です。
普通にケースを作成するだけではなく、お客様はそのケースを機内へ持ち込みたいとのことで、大きさの制限があるだけではなく荷物が多いので背負うことが出来るものを考えてほしいという内容でした。
ケースを背負う。。。。私の今までの経験ではなかった要望事項となり、考えに考え抜きました。美術品を輸送する上での一番重要なことは、お品物にストレスを与えることなく安全に輸送できるケースであること、そしてその次に使い勝手やお客様からの要望事項がきます。今回の案件につきましてはお客様から直接作品をお貸し頂き、設計には念には念を入れて設計しました。結果、作品の重量や形状などを考慮し軽くて丈夫、且つ背負うことが出来、素人の方でも簡単に梱包ができるケースを作製することが出来ました。（下記画像参照）
背負った際に肩や背中に負担が極力かからない材質のものをショルダーベルトに使用し、且つ背負った際にお尻にケースが当たらない位置などにも配慮した設計です。ケース蓋部分は作業効率を考慮しマジックテープで固定する仕様となっておりますが、背負っている最中に万が一開いてしまった場合などにも配慮し、バックルでの固定も行っております。中身をお見せすることは出来ないのですが、立てても横にしても製品に何のストレスもかからない設計となっております。
お客様の元へケースと作品を一緒にお届けした際にも、「とてもよいものが出来て助かりました。これをもってアメリカニューヨークへ行ってきます。本当にありがとうございました」と、疲れや今までの苦労が一瞬で吹き飛んでしまうようなうれしいお言葉を頂くことができました。
私たちはお客様目線に立ち、必要な部分に必要な設計をし極力無駄を省いた包装設計・梱包をして、お客様の満足のお言葉を聞くために今後もがんばっていきます。
何かお困りのことがございましたら 美術品・楽器・高級家具物流（梱
までご連絡下さい。
精一杯、尽力させて頂きます。
