こんにちわ
業務部 五十里です。
春爛漫な日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか??
先日に引き続き今日も美術品特殊ケースの包装設計のお話をさせていただこうと思います。
私たちはお客様からの要望を聞き、それに見合った製品を設計することから始め、そして形にしていきます。
今回のお客様は、あるお寺の「屏風実行委員会」様からのご依頼でした。作品は絵屏風で、出来上がったお品物を安全に輸送できるケースを作成してほしいといった依頼内容でした。お客様から具体的な内容をヒアリングしていきますと、軽4ワゴンに積載できるサイズでの梱包を希望されておりました。お品物の長さが1748㎜・・・・厳しい・・・と最初は思いました。製品を安全にストレスなく輸送することが第一前提だからです。そこで視点を変えて考えてみました。屏風の重さをお聞きし、外装ケースの厚みを薄くして、緩衝材も衝撃等に耐えうるだけの厚みのもの(硬さも考慮)を選定して設計し直したところ、お客様の要望数値いっぱいで設計をすることが出来ました。
作業効率にも配慮し、梱包しやすく且つ取り出しやすい設計とし、立てて持ち運んだ場合においても問題なく輸送が出来る仕様のものを考案しました。
今回はやはり大きさの制限が最大のポイントでした。強度を保ちつつ大きさを削る。何度も試行錯誤を繰り返し、下記画像の様なケースを作成することが出来ました。
お客様からよいものが出来ましたね、と何気ない一言がもらえたこと、この一言のために私たちは全力を尽くして頑張ります!!
美術品の梱包ケースや通い箱などをご要望のお客様、是非弊社へ一度お問い合わせ下さい。
親身になって一緒に解決策を考えます!!
何かお困りのことがございましたら美術品・楽器・高級家具物流(梱
までご連絡下さい。