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【アートディスプレイ品梱包作業】美術品・楽器・高級家具物流(梱包・輸送・保管)comブログ

アートディスプレイ品梱包作業詳細

、依頼を受けた作品は海外へ輸出するために梱包をしてもらいたいということでした。詳細は次の通り。

  • 輸出する国:香港
  • 作品の詳細1:ミラーアクリル製のオブジェ(1200㎜×300㎜)×1個
  • 作品の詳細2:和紙をビニールで加工したオブジェ(1200㎜×300㎜)×2個
  • 作品の詳細3:小さい府億品数点(10㎝程度の付属品5個)

こちらの情報を元に東京都内まで出張梱包をしてもらいたいというお話でした。

アートディスプレイ品はどうやって梱包したの?

梱包方法はお客様によって考え方が様々です。私たちはさまざまな梱包のご依頼をいただく中、特にお客様のご要望を一番に考えて梱包の依頼を受けます。

その中でも梱包コストを抑えてほしい、梱包サイズをできるだけ小さくしてほしいなんてご意見も良くあります。当然、全てのご要望に応えることはできませんが、結果的に依頼をして本当に良かったと思われたい思いで日々作業をしています。

では、どうやって梱包したの?

今回は出来るだけ梱包サイズを小さくしてほしいということと無事に香港まで届けてほしいというお話をされていたので、最重要項目として包装設計をいたしました。

【準備した梱包材】

  1. 輸送に耐えられる特注のダンボール
  2. 作品に負担がかからない発砲緩衝材
  3. 作品を保護する薄葉紙
  4. エアキャップ
  5. その他、固定部材

このような材料を準備し、出張で梱包を行いました。時間は1時間程度で作業を終えることができました。

梱包の際に工夫したところ

今回、アートディスプレイを梱包した中で一番工夫したところは作品を上から負荷がかからないようにどのように梱包するのか?というところでした。輸出だけでなく国内の配送についてもダンボールに納まっている理由からダンボールとダンボールを重ねる傾向があります。

理由は簡単です。トラックにできるだけ積載しなければいけないからです。物流ではごく当たり前のことなので、仕方ありません。

しかし、できるだけ重ねてほしくないのが本音ですが、その要望は難しいです。私たちはこのようなことも考えて梱包する必要があります。

因みに今回は発砲緩衝材でダンボールの中に柱を作り、柱の高さを均等にした上にダンボールシートを敷くことで2段階構造の作りにしました。簡単にまとめると2階建ての家の1階と2階に作品が置かれているような梱包仕様です。

ダンボールシートに作品を乗せてダンボールシートと作品を固定することにより、作品は外箱のダンボールの内側に触れることなく、固定されるように工夫しました。この手法は外からの衝撃をできるだけ軽減する時に使用している梱包方法です。

お客様からの声

自己流の梱包でそのまま送付すると壊れてしまわないか心配だったのですが、プロの方に丁寧に梱包していただいたおかげで、送料も浮きました。(元々、木箱で送ると送料40万円かかってしまう計算だったので・・・)ありがとうございました。

次回も是非よろしくお願いいたします。

このようにお客様からの声で日々仕事のやりがいを感じています。アートディスプレイ品梱包でお困りの事がございましたら、お気軽に美術品・楽器・高級家具物流(梱包・輸送・保管)comへお問い合わせください。


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