包装設計における注意点・工夫・提案
約70点の絵画作品がありました。
本件は出張梱包サービスでご依頼いただいたすべて絵画作品を梱包するため、お客様へどのレベルの梱包仕様を希望されているのか事前にヒヤリングを行い、梱包資材を段取りする必要がありました。
絵画作品の梱包仕様は様々でコストを考慮したエアキャップでの簡易包装から、薄葉紙やクラフト紙、手作りで専用段ボールを用意し、梱包するケースなどバリエーションは豊富です。
打ち合わせした結果、今回はエアキャップ、手作りのダンボールでの梱包を施すことになりました。漠然とエアキャップで巻いて梱包完了ということではなく、開梱する相手のことも配慮する必要もあるので、エアキャップは剥がしやすいテープを使用し、梱包作業を行います。
開梱作業で剥がれにくいテープを使用するとカッターを使用されるリスクや強引に梱包材を破られる可能性があり、丁寧に梱包をしても絵画作品へダメージを与えてしまうことが考えられるからです。
また、絵画作品の場合、キャンバス画の場合もあれば、額装されている絵画作品も多く、ダメージ箇所や破損しかけているポイントはお客様が一番理解をされているので、相談しながら梱包することで今回も絵画梱包は問題なく完了し、無事に出荷することができました。