アクリル板美術品の梱包 輸送
美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせいただいた中の事例を
ご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
依頼元 美術展出品のお客様
住 所 神奈川県
輸送先 国内(山口県)
依頼の経緯
山口県で行われる美術展に作品を送る際に、別業者様にてお見積りを
行ったが金額等の折り合いがつかず、弊社取引業者様からのご紹介により。
アクリル板作品には
1重目 プチプチ(エアキャップ)梱包
2重目 ミラーマット梱包
3重目 ラップ梱包
3重梱包で作品に傷がつかないように厳重に仕上げました。
また作品がアクリル板で出来ており振動などにデリケートなので
使用する木枠には床面に厚手の緩衝材(エサフォーム)を使用したり
輸送時に作品が動かないように白帯で固定致しました。
今回は国内輸送とのこともあり、輸送時の重量や開梱の作業負担を考えて
木箱でなく木枠での仕上がりとなりました。
梱包における注意点・工夫・提案
作品がアクリル板で出来ているとの事でしたので輸送時に破損しないよう緩衝材を多く
使用致しました。また梱包時にも傷や破損などのリスクもあるため移動や吊り上げの際に
作品に当たる部分には厚手の保護材などを使用して細心の注意を配慮致しました。
荷物重量や会場についての開梱作業の事を考え、仕上がりも木枠にコーチボルトと釘の
併用にて開梱作業の簡略化や開梱作業時に作品の破損リスクを減らす配慮を行いました。
美術作品への負担などを考慮し梱包を実施しました。
梱包作業時のみでなく開梱作業時の負担やリスクを配慮するよう心掛けた。