精密機器の通箱の製作
美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルから
お問い合わせいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
・依頼元 精密機器メーカー様
・場所 東京
・背 景 以前より弊社にて梱包を承っております精密機器メーカー様から
通箱の製作のご依頼をいただきました。
通箱とは同じ物を繰り返し運ぶ際に使い捨てではなく、
何度も使えるように作られる箱の事です。
箱のベースとなる土台の底部にバンドを仕込んでおき、
装置を置いた後に十字に固定します。
これにより、土台としっかりと固定されますので
揺れたり跳ねたりして動く事がなくなります。
その後に装置を覆う高さにした枠をはめ込み
蓋を被せた後に全体をバンドで固定します。
また、一番下の画像のように箱を使わない時の保管の際に
枠を折りたたんで内部に収納できるように
したことでよりコンパクトにする事ができました。
通箱という事で繰り返し使用する事が前提となりますので、
箱自体の強度がしっかりとしている事はもちろん、
開けた時には取り出しやすいように、再度、梱包する際は
入れやすくしっかりと固定できるようにいたしました。
梱包における注意点・工夫・提案
通箱としてお渡しした場合、プロの梱包業者が開梱、梱包するわけではなく、
お客様の方で作業して頂く事になります。
その為、わかりやすく、誰でも出来るように、そして特殊な工具などを使わずに
作業が完結出来るようにと心を砕いて出来たのが今回の箱となります。
繰り返し使えて誰にでもできる梱包を可能にした特注制作の通箱です。
弊社では品物や用途に応じて様々なご要望にお応えいたします。
お気軽にご相談ください。