美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
作品が大型であったため一重目に薄葉紙等を使用しダンボール梱包を施し、その後木箱に納める梱包方法を選択しました。包装設計をするにあたり、作品へのストレスを最大限に抑えること、且つ開梱時にも問題なく取り出せることを念頭に置いて設計しました。
輸送時において、万が一の雨濡れ対策としてバリヤ梱包も同時に実施しました。
木箱の内部は画像にある通り、一番強度のあるフレーム部分で作品を受け止め、且つその他の箇所はプロファイルウレタン(波型形状のウレタンフォーム)を使用して梱包しました。
作品を押さえる木材一つにも細心の注意を払い全ての作品に触れる木材に緩衝材を取り付けストレス軽減を図りました。
また木箱においても、水分を含む木材ではなく、水分を含まないランバーコア材(ベニヤ材)を使用し、世界各国へ輸出しても問題のない材料にて製函・梱包をしました。
お客様目線に立って包装設計を行い、開梱時においても作品にストレスを掛けることなく作業が出来る木箱を作成しました。開梱時にもどのパネルを空けるか分かり易く英語表記しただけではなく、使用したビスにも区別をつけて梱包しました。
輸出先がUSAであった為、テロ対策としてのバンド締めも行い、税関検査等で問題がない梱包方法を実施。
ケアマークも必要箇所に確実に印字することで、輸送時における作業員への注意喚起にも繋げました。
一重目のダンボール梱包における作品への直接のダメージ軽減、二重目の木箱梱包における輸送時におけるストレスの軽減及び安全性を意識して梱包致しました。
また、輸出が困難な場合や売却を検討されている方は、骨董品・美術品の価値不明な方歓迎【骨董品買取 こたろう】
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