(一部モザイク処理をしています)
ご依頼主様の情報
梱包における注意点・工夫・提案
上下パットを製品に合わせた画像
包装設計する際に、まずは現物に合わせた設計を行います。具体的には上記画像の様に、一度外箱ダンボールに入れる前に上下パットを合わせ、製品に負荷がかからないか、強固に固定されているかなどの検証を行います。また、画像で確認が出来ると思いますが、取り出しやすい様に切り込みを入れ、作業性にも配慮した設計を行いました。
配送時における輸送ダメージを少しでも軽減するため、強度の強い箇所をヒアリングし、その場所を利用しPPバンドでハネ止を行いました。そこにも一工夫し、緩衝材を特殊加工してはめ込むタイプにして、製品に与えるストレスを最大限減少した包装設計を実施しました。
一次梱包終了後、真空バリヤを施し、木箱に入れて完成となります。
今回は、お客様からもすばらしい設計をしてくれてありがとう、とお褒めのお言葉も頂戴することが出来ました。
私たちは、こうした経験をもとに美術品梱包における包装設計を実施したり、または美術品梱包で得た知識を精密機器梱包に応用したりして、少しでもよい梱包方法を考えご提案しています。