こんにちは！業務部の小泉です。
朝は車のフロントガラスが凍結するくらい冷え込んできている今日この頃。
皆さんは防寒対策を取られていますか？
本日はﾗｲｵﾝの銅像を梱包した事例をお話したいと思います。
今回は弊社の本社拠点となる武蔵村山市に所在しているご近所様からのご依頼です。
ﾗｲｵﾝの銅像の詳細は次の通りとなります。
大きさ：5000×1600×2800mm
重さ ：2ｔ
かなり大きい銅像ですね･･･
今回の作業内容はﾗｲｵﾝの銅像をｽｷｯﾄ梱包（ﾊﾟﾚｯﾄ梱包）してほしいというご依頼でした。
当初は木枠にしてほしいというお話でしたが、背丈が2800mmある大きな銅像です。
木枠にしてトラックに積むと道路交通法の高さ制限を越えてしまうという点でｽｷｯﾄ梱包のご提案を致しました。
木枠にするとなぜ高さ制限が厳しくなるのか???
木枠の場合、木材の厚みに高さのｸﾘｱﾗﾝｽを取るｹｰｽがほとんどです。
その為、今回のﾗｲｵﾝの銅像は2800mmも高さがあるのに加えて木材の厚みとｸﾘｱﾗﾝｽを含めると梱包した高さが3000mmを軽く超えてしまうのです。
道路交通法の高さ制限は荷台の高さ+荷台の上に載る品物の高さを合わせて3800mm以上超えてはいけないのです。
超えてしまう場合は道路交通許可証を警察に申請し、更に交通が少ない夜間の運行に加え、誘導車両を設置した上で輸送しなければいけません。
そうなると費用は莫大な金額となってしまうのです。
そこで、今回はｽｷｯﾄ梱包を施し、高さ制限3800mmを超えない梱包方法をご提案致しました。
定められた法律や決まっているお品物の大きさ、空間や上限を如何に理解して、梱包するのかを考えるのが私たちの仕事の一つなのです。
このような知識は一般のお客様や普段梱包輸送をされない会社様では知るはずもないし、解決することも難しいはずです。
そんな時に私たちプロがいるのです。
今回のｽｷｯﾄ梱包はこのような形で梱包いたしました。
何かお困りのことがございましたら、お気軽に美術品・楽器・高級家具物流（梱包・輸送・保管）comへお問い合わせください。
どんな些細なことでも困っていることがあればサポート致します。
今後とも宜しくお願い致します。
